いつまでも君を想う〜一途な君に一途な恋〜



「俺さ、なんか悩んだり、イライラしたりしたときはよくここにきてたんだよ。
すごく落ち着くんだよな。
でも今日は大切な人と、この光をみたくてここにきた。すげぇ綺麗だろ?

聖奈がいるからかな、いつもより輝いて見える」



そう、まっすぐ前をみて叶斗くんは言った。


あたしもここにははじめてきたけど、この光は特別綺麗に見えた。




「ふふっ、あたしもそう思う。
あたし達がもし結婚するならここで式挙げようね」



そしたらきっとすごく幸せだ。


「もし、じゃなくて、絶対だろ?
結婚したら絶対幸せにするからな。
いまここで誓う。」


そう言って叶斗くんは祈りを捧げた。


「あたしだって、叶斗くんのお嫁さんになったら、毎日美味しい料理作ったりして叶斗くんを絶対幸せにするよ!」



そう言ってあたしも祈りを捧げた。



叶斗くんとずっと一緒にいられますように。っていう願いも込めて。






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