たとえばアナタと恋をして
♪ピンポーーーーン


ドアチャイムまで、何だか浮かれてる。

ドアホンのモニターには、しっかり晃の顔。


「はーい!」

ルンルンな自分が少し恥ずかしいけど。




「いらっしゃいませーーーーー!」

「おー。いい匂いするなー!お邪魔します」



……あ。


何気に、部屋に上がってもらうのって初めてだ。

今更気づく。


なんか、動悸が酷くなるから、考えないことにして晃を案内する。


「おー、結構綺麗にしてんじゃーん」

晃が物珍しそうにきょろきょろする。

わーーーーー、もっと本気で掃除しておけばよかった……。
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