たとえばアナタと恋をして
「さーてプリン食べるかー!」


電話を終えた晃がこっちに向かってくる。

……なにも言わない方がいいのかもしれないけど。


「だ、大丈夫…なの?」


「ん?何が??」


「何がって、今の……」


い、ま、の…………?と、あたしの言葉を反芻する晃。

本当に、なんなんだろう、この人(今更だけど)


「あ、聞こえてた?」


「いや、フツーに聞こえたけど……」


「うん、まぁ、大丈夫。俺がポリシー変えたからギャーギャー言ってんの」


「ポリシー??」


「夏生は気にしなくて平気!」



……そんな風に屈託なく笑われてしまうと、まぁいいか、って思ってしまう……。


「う、ま、いーーーー!俺のセンス最高。食べてみ!」


「いや、作った人のセンスでしょー……!!!お、い、しーーーーーっ!」



つられて食べたプリンアラモードと、晃の笑顔にやられて、結局それ以上『ポリシー』については聞き出せなくて。
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