生まれ変わっても
店じゃなく、彼女の寮にきた僕は…
彼女の仕事が終わるのを待っていた。

とことん二人の気持ちを確かめて、僕の彼女にも友達のTにも…僕から話そぅ。そう決めていた…



蝶が帰ってきて、僕の車で、今まですれ違ってきた事…お互いに取り戻したい時間を何時間も話し合った。

『Yちゃん…本当に今の彼女と別れるの私が彼女だったら…って思うと、今はもう、うちらだけの話し合いじゃ決めれないょ』

『お互いに気持ちがあっても、傷つけてしまう人たちがいることも考えないと………』

………どうしろというんだ。このまま好き通しでも、お互い諦めて誰も傷つかない道を選べばいいのか………


でも、今の彼女にも長い間僕と過ごしてくれたぶん、責任みたいなものは感じていた。

その一晩…僕達は離れずに朝を迎えた。
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