アドラメレク
秋葉原は、平日にも関わらず若干込み合っていた

買い物を終えた私は、近くのカフェに入り一息つく事にした

紙袋から買った物の説明書を取り出し読んでいると、注文したクランベリージュースがテーブルに置かれる


グラスに写る自分の顔、中の真っ赤な液体・・・

― 部屋の血はすべて綺麗に拭い取った

指は小箱の中に戻し、冷蔵庫へ


― だが、いくら室内を探しても“耳と肉片は見つからなかった”

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