アドラメレク
『〜♪〜♪♪〜』

携帯の着信音が鳴った

彼からのメールだ

【会社休んだみたいだけど、大丈夫?】

私は微笑みながら

【平気。少し熱っぽいだけ。明日は出勤するから】

送信

待つ事もなく彼から

【会社帰りにお見舞いに行くよ。何か食べたい物は?】

【う〜ん・・・キャビア。なんちゃって♪】

【(笑)。7時には着くから】


― 心がなごんだ

今、部屋の中に彼を招くのは少しためらわれるけれど、寂しさの方が先に立ってしまう

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