アドラメレク
スーパーで買い物を済ませると、私は少し浮かれた気持ちで家に向かっていた

今夜は手料理でもてなす

この前の夜のお詫びに


― プロポーズを受けよう
彼はなんて言うだろう?

もったいぶっただけの様に見えるかな?

それでもいい

無意識に顔がほころんでしまう

ふと、浮かれていた足取りが重くなった


― 次の角を曲がると、この前の林がある道になる・・・

< 41 / 53 >

この作品をシェア

pagetop