アドラメレク
ベットに座り、ぼんやりと時計を見つめた
頭がうまく回らない
現実と夢の境にいる感じだ
『ピンポーン』
インターホンが鳴る
18時50分
― 彼だ
私はテーブルの上に、彼に宛てた手紙を乗せた
時間がなくて、思うようには書けなかったけれど・・・
窓を開けベランダに出る
「行こうか」
差し伸べられた手をつかむ
二階だから、下に降りるのは難しい事じゃない
― 霧の中で、幼い私が泣いている夢を思い出した
そう
すべてを・・・
迷った私を、助け出してくれたのは、貴方だった
目の前の、顔が溶けた人物をぼんやり見つめる
頭がうまく回らない
現実と夢の境にいる感じだ
『ピンポーン』
インターホンが鳴る
18時50分
― 彼だ
私はテーブルの上に、彼に宛てた手紙を乗せた
時間がなくて、思うようには書けなかったけれど・・・
窓を開けベランダに出る
「行こうか」
差し伸べられた手をつかむ
二階だから、下に降りるのは難しい事じゃない
― 霧の中で、幼い私が泣いている夢を思い出した
そう
すべてを・・・
迷った私を、助け出してくれたのは、貴方だった
目の前の、顔が溶けた人物をぼんやり見つめる