水曜日の彼女
.*~.*~.*~.*~.*~.*~.*~.*~.*~.*~
病院から帰りながら、瞳さんと話した。
カフェに入って、何時間話しても…結局…二人ともいい考えが浮かばなくて、家に帰ることになった。
こうやって…1か月間、瞳さんは悩んできたらしい。
家に帰って、ご飯も食べず、一人で考えていた。
こうやって悩んでいる間も、亜紀さんの命の最期は近づいている。
どんな理由が有ったとしても、どんな境遇に置かれていたとしても、子どもを守るのは親としての義務だ。
だから…亜紀さんが朝陽達にしたことは、本当に許せないこと…。
でも…それを許す…許さないは私が決めることじゃない。
朝陽たちが決めることだ!!