浅葱色に射す一筋の泪




平助「いちさんよんは何だ」


優輝菜「未来の道の名前。私が事故を起こした所」


新八「追悼集会は?」


優輝菜「仲間が死んだら、死んだ月に毎年仲間を想ってバイクを走らせる」


土方「だから……こいつら捕縛すんのか?」


近藤「いや……。帰れるまで此処にいろ。ただし!ただ飯は食わさん。

こいつら全員に剣を叩き込め。

オナゴは飯と掃除。

歳。部屋割りしろ。 以上!」


近藤さんは広間から出た



……………………………




土方「剣は喧嘩に使うな。 喧嘩は拳でやれ………。死にたくなきゃ大人しく言うこと聞け。良いな」


全「……………………………。」


土方「良いなっっっ!!!」


全「はぃ……………」


残りの幹部は皆に稽古を付けるために道場に連れて行った


そっから一時間、みっちり稽古を付けられて帰って来た


翔「何だ……江戸時代は……死ぬ……」


陸「便所も酷ぇ………」


畳に寝っ転がる連合一味


優輝菜「不便な事は多いけど、人はみんな良い人だよ……。因みに。明治時代ね?」


翔「お前、顔で旦那選んだのか?」


土方「んだと?」


優輝菜「性格7パー顔3パーって所かな」


翔「嘘付け!!!」


土方「ぱーって何だ!ぱーって!!!」


優輝菜「性格7割顔3割」


土方「ほぅ……なかなかの割合だ。
てか、俺らに分かる様に話せ」


優輝菜「こっちの言葉は分からないよ。
馬鹿ばっかだから………」


幹部「馬鹿そうだもんな………」


連合「んだとぉ〜〜〜〜〜〜?」


はぁ〜〜〜〜〜〜………。


取っ組み合いが始まった………


女の子抜いても80人。


バタバタバタバタバタバタ


近藤「煩いっっっ!!!やめんかっ!」


優輝菜「幹部が挑発したんです」


近藤「……………………………。」


優輝菜「どうしますか………」


近藤「やめろーーーーーっっっ!!!」


近藤さんの声もかき消される


優輝菜「ちょっとお待ち下さい」



……………………………




暫くして優輝菜が戻って来た



パーーーーーーーーンッッッ!!!



箪笥から持ち出したリボルバー。


全「シーーーーーーーーーン………」


優輝菜「死にたい奴。出て来い。」


翔「本物か?」


優輝菜「試してみる?」


カチャ


翔に銃を向けた


翔「やめとく」


優輝菜「賢明な判断だね? 後は近藤さんに任せます。私は子供達を学校に出してくるから………」



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