浅葱色に射す一筋の泪




優輝菜「おまさちゃんっっっ!!!
ごめんっっっ!!!」


おまさ「ええよ。優輝菜も大変やなぁ〜〜〜………」


優愛達にご飯を食べさせ、着替えさせ、送り出してくれたおまさちゃん


優輝菜「大変だったでしょ…ごめんね」


おまさ「あんな騒がしかったらなぁ〜。仕方あらへんよ………。歳輝は拗ねてはったよ?」


優輝菜「はぁ〜〜〜〜〜〜………」




ーーーーーーーーーーーー




スーーーーーー



優輝菜「終わった?」


全員正座させられ、怒られていた。


優輝菜「お前ら言うこと聞けって言ったよな………」


翔「馬鹿にしたのそっちじゃねぇか!」


左之「馬鹿に馬鹿って言って何が悪いっっっ!!!」


翔「んだと?このやろ〜〜〜!!!」


優輝菜「左之ぉ〜〜〜〜〜〜!!!
お前もやめろっっっ!!!」


翔が左之の背中に膝をめり込ませる


左之「ったぁ〜〜〜!おもしれぇ。」


また始まった…………………。


近藤「黙れ〜〜〜〜〜〜っっっ!!!」


土方「捕縛するぞっっっ!!!」


優輝菜「落ち着けってぇ!!!」


優輝菜は翔を羽交い締めにする


土方「優輝菜はこっち!!!」


優輝菜「じゃあ、翔宜しく」


土方は翔に縄をかけた


土方「大人しくしろ」


土方は翔を前に連れて行き、立たせる


土方「俺らは戦にも出てんだ。100人なんざあっという間に斬り伏せる。お前らよりも強い奴をな」


近藤「優輝菜。お前にこの100人を任せる。纏めきれなきゃお前に責任を取ってもらう」


優輝菜「はい」ペコリ


翔「責任って何だよ………」


土方「斬首だ。お前の時代の様な平和な世じゃねぇんだよっっっ!!!」


連合「っっっ!!! 斬首っっっ!!!」


優輝菜「甘んじて受け入れます」


翔「俺が……責任とる………」


土方「お前はこの時代のやり方分からんだろ。 優輝菜。こいつらちゃんと躾けろ……」


優輝菜「…………………………はい」




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優輝菜「頼むよ〜〜〜〜〜〜!!!」


翔「悪ぃ〜〜〜……」


優輝菜「子供を残して死ねない……」


陸「どうする?」


優輝菜「大人しくしてて。新選組も言わばヤクザですからね……。悪いけど、あんた達が敵う相手じゃない」


幹部が仕事に戻り、優輝菜と連合だけとなった広間で話し合い。


翔「お前を2度も死なせる訳にはいかねぇ……」


陸「優輝さんの為なら……我慢します」


優輝菜「ありがとう」



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