浅葱色に射す一筋の泪




結局、鉄道には2家族で行った。


優愛「父上ありがとう!凄く楽しかった!」


土方「そうか。良かったな」ナデナデ


勇司「父上〜〜〜!氷菓子食べたい!」


土方「総司と買って来い」と、お金を渡した


優輝菜「ブルーハワイかレモンが食べたいなぁ〜〜〜」


優衣「私はイチゴが食べたい!」


土方「未来の氷菓子か?」


優輝菜・優衣「うんっっっ!!!」


土方「定番はやはり、みぞれだろ」


優輝菜「……………………………。
まぁ……定番なのかな……?」


優衣「つまんないじゃん!」


優輝菜「ただの氷だし!」


土方「甘いもんは食わん」


優輝菜・優衣「知ってる」



……………………………




その後も屋台であれこれ食べた。


優輝菜「ゼファー乗ってるんだから電車なんてつまんないんじゃない?」


優愛「えぇ?母上!ゼファーとは全然違うよ〜〜〜!」


総司「楽しかったよね〜〜!」


優衣「やっぱりバイクとは違うね〜?」


土方「安心して乗れるしな?」


優輝菜「そうかね………」


土方「ゼファーはお前の命だからな」


東京でも丘を見つけ、たまに子供達をゼファーに乗せていた。


新選組の幹部にも、万が一の為に、ゼファーの乗り方を教えた優輝菜と総司。


総司「私もバイク欲しいなぁ〜〜〜」


優衣「改造車じゃなくて普通のね……」


総司「普通がどんな物かが分からないけど、バイクなら何でもいい」


優輝菜「バイクと言ったらゼファーだろーーーーーー!!!」


優衣「………………………………。
それはバイクをこよなく愛する集団だけでしょ………」


優輝菜「何か問題でも?」


優衣「ダサい」


優輝菜「殺すっっっ!!!」


優衣「もうっ!良い大人が何言ってるのっっっ!!!」


優輝菜「心はピッチピチの十代の乙女だよっっっ!!!」


全「……………………………。」




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