浅葱色に射す一筋の泪

優輝菜「まだまだ水弾くし！！！」


優衣「この時代の同じ年頃の女性よりは若く見えるけどね〜〜〜？」


土方「まだ吉原にいてもおかしくはない美貌だがな……」


優輝菜「まさかとは思うけど……」


土方「女は抱いてねぇよ」


総司「殺されますもんね………」


土方「あぁ……。
それに、俺が他の女抱いたら、優輝菜も他の男と寝ると言いやがる……。
優輝菜が他の男に抱かれるなんて想像しただけで腸煮える」


勇司「抱くって？」


全「……………………………。」


土方「お前も、もう知ってても良い年かな………」


優輝菜「えーーーーーーっっっ！！！
まだ早いっ！まだ早いっ！」


土方「今度一緒に風呂入った時に教えてやる」


優輝菜「歳っっっ！！！」


土方「左之から春画借りて来い」


優輝菜「もすもす。クソジジイ！人の話聞けや！！！」


総司「兄上は相当早かったですしね………」


優輝菜「聞きとぉないっっっ！！！」


優衣「優輝菜も人の事、言えないじゃん」ゲラゲラゲラゲラ


土方・総司
「聞きとぉないっっっ！！！」


勇司「……………………………。
何だよ。気になるじゃん……」


土方「子供の前で話す内容じゃない。
大人の男同士の話だ………」


勇司「………………大人っ！」


土方「ふっ！そうだ。女にも分からん男の事情だ」乱暴に勇司の頭を撫でる土方


優衣「優輝菜……優愛にもそろそろ教えなきゃダメだよ？」


優輝菜「まだ早い早い」ゲラゲラゲラ


土方「……………………………。
優衣……。優愛はそんな女じゃねぇ！」


優衣「生理はそろそろ来るよ？」


優輝菜「そうかぁ〜〜〜。」


優衣「この時代は14〜5で結婚する子も少なくないし……」


土方「優愛は嫁にやらんっっっ！！！」


優輝菜「お前が言うなっ！ 常にご乱心だった歳三よ……。自分が親になって、娘が彼氏を作る年になったら……何て言うんでしょうね………？」


土方「許す訳ねぇだろっっっ！！！」


優輝菜「ご自分の事は棚に上げて？」


土方「男は良いんだよ……」


優輝菜「何でだよ！勇司が女の子孕ませて来たらどうすんの？」


土方「……………………………。」


総司「勇司は女の子の父親に殴り飛ばされるでしょうね……」クスクス


勇司は土方と優輝菜の子。


背も高く男らしく優しい。オマケにイケメン。 黙ってても女の子が着いて来る