浅葱色に射す一筋の泪
戦線復帰!




土方「良いかっっっ!!! ミサイルは使わずに銃だけで行けっっっ!!!

ミサイルは己の危機のみ!!

ミサイルの補充はそうないからな……」


全「承知っっっ!!!」



……………………………




優輝菜は迷わず格納庫と思われる建物にミサイルを落とした


土方「聞いてねぇな……あの野郎……」


優輝菜「建物に銃を打ち込んでも意味ないじゃん!!!」


優輝菜が落としたミサイルにより、格納庫にあった爆弾が次々に爆発し、清軍が陣営からバラバラ出て来た


地上から発砲してくる………。


優輝菜「少し上がれば弾は当たらない。
砲撃だけは気を付けて!!!」


全「上昇っっっ!!!」





ーーーーーーーーーーーー





優輝菜「一日じゃ終わる訳ねぇよなぁ」


土方「基地は此処だけじゃねぇからな」


優輝菜「後は基地の爆破か………。戦闘機もあそこに二機あったかどうかも分かんないし……」


晋作「俺だったら報復に備えて同じ場所に二機は一緒にしねぇ〜な……」


左之「戦闘機が戦闘の基本になったら勝ちは見えてるじゃねぇか」


土方「まぁな………」


翔「疲れが抜けねぇ………」


優輝菜「……………………………。
一時帰宅……他の幹部は出来なかったんだよね……。ごめんなぁ?」


翔「まぁ……幹部である以上、そこは当てにしてねぇよ! 一日で良いから一日ダラダラしてぇな……」


土方「それくらいならくれてやる」


優輝菜「あっ! 良いもん聴かせてやる! 癒されろよ〜〜〜?」


優輝菜は携帯のビデオからある曲を流した………


翔「…………。合唱コンか………。
2年の………」


陸「すげ〜真面目に歌ってんじゃねぇっすか!!! あり得ないんですけど……」


土方「ん?優輝菜達が歌ってんのか?」


優輝菜「そうだよ……」


翔「最初で最後のな………」


陸「まず、歌ってることが信じられないっす………」


翔「お母さんに来てもらって撮って貰ったのをお父さんがパソコンから入れてくれたの」


陸「何か……訳ありっすか?」


優輝菜「担任が癌でLevel4……つまり、末期でもう手の施しようがなかったの。
この日が学校最後の日でね………」


翔「俺ら、合唱コンなんて出たことねぇし、課題曲だ、自由曲だなんて言われても分かんねぇ訳よ………」





< 235 / 263 >

この作品のキーワード

この作品をシェア

pagetop