浅葱色に射す一筋の泪




結局………。近藤さんの命令で清攻撃をすることに………。


ただし! 残りの戦闘機を撃破。及び、清軍基地の爆破………。


優輝菜も戦闘機に乗り込み、幹部、空軍は清へ向かった。


陸軍は………陣営を守備。 戦闘機は来なくとも騎兵隊と歩兵は襲撃に来る恐れがある


優輝菜「……………………………。
終わらせよう………」


土方「あぁ………。此れを最後にしたいもんだ………」


新八「戦闘機の数も技術も違う」


優輝菜「戦闘機に乗ってた奴………。
相当訓練積んでるよ………」


翔「奴も殺す」


優輝菜「……………………………。
相当日本に恨みあんのかな………」


土方「さぁな………」


晋作「敵は殺るまで………」


優輝菜「敵にも家族や仲間、恋人がいる………」


平助「鳥羽伏見までどれだけ殺してきたんだよ………。お前は甘い………。」


総司「情は仲間の死に比例する。
余り敵に情けをかけないで………」


優輝菜「……………………………。」


総司「もし………、土方さんが狙われてたら……躊躇なく殺すでしょ?」


土方「敵は俺らを殺す為に戦ってんだ」


優輝菜「……………………………。
下関条約がぁ〜〜〜〜〜〜………。

戦争終わんないじゃ〜〜〜ん」


土方「なら………清軍を全滅させて無条件降伏させるまでだ………」


優輝菜「ペリーが来た時、不平等条約に怒りは無かったわけ?」


全「……………………………。」


優輝菜「ま。下関はお偉いさんに任せて……私達は……戦いますかっっっ!!!」


晋作「其れでこそ武士だっっっ!!!」


優輝菜「武士じゃねぇ………」


山南「志は武士ですよ?」


優輝菜「私は保守派なんでね……。
どちらかと言うと桂さんよりだよ」


晋作「……………………………。
小五郎………。」


優輝菜「南下政策の為の日清戦争だからね? 日露戦争からが……本当の戦だよ……。死者も半端なく出る………。


兵士をこんな所で無くしてる場合じゃない」


土方「生きて帰る……。それだけだ」


優輝菜「誰も死ぬなよ?」


全「お前もな!」


優輝菜「ふふ……。承知!」


アッと言う間に清国へ入り、清の基地へ辿り着いた




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