浅葱色に射す一筋の泪




優愛「3年も?」


優輝菜「まぁ……待ってなって……。
優愛が待てないならあんたの負け。
陸との事は諦めな………」


優愛「何で3年?」


優衣「内緒…………」


優愛「……………………………。」


優輝菜「さっ!明日も学校なんだから寝な?」


優愛「はい。あっ!母上!」


優輝菜「ん?」


優愛「……………………………。

ありがとう」


優輝菜は何も言わず、微笑んだ。


勇司「陸の頭……カッコイイ!!!」


優輝菜「だろぉ〜〜〜〜〜〜?お前にはツーブロの良さが分かるかっっっ!!」


歳輝「優衣ちゃん!俺をあの頭にして!!!」


優輝菜「母上は此方に御座いまする…」


勇司「母上はちょっと………」


優輝菜「何だよっっっ!!!
私だって出来るっっっ!!!」


左之「俺も頼むなぁ〜〜〜〜〜〜……」


優輝菜「私がやるっっっ!!!」


新八「結構だ」


平助「優衣!俺も頼むな〜〜〜!!!」


優衣「まず、子供達からね?」


優輝菜「あんなに馬鹿にしたくせに…」


優衣「………………………。そう?」


優輝菜「……………………………。

ふんっ! 私も部屋入るっっっ!!!

勇司と歳輝は優衣のうちの子になるんだろ?

お。や。す。みっっっ!!!」


歳輝「母上母上母上母上母上」


勇司「大人気ないよ〜〜〜!!!」


優輝菜「じゃあ……私にやらせる?」


勇司・歳輝「………………………。」


優輝菜「……………………………。

さよならっっっ!!!」


優輝菜は泣き真似をしながら家に走って帰っていった


優衣「……………………………。

うちの子になる?」


勇司「……………………………。
帰るよ………」


歳輝「世話が焼ける母上だ………」


優衣「不器用なのは仕方ないよ。
その分、力は半端ないから、男と戦ってる訳だし………」


勇司「筋肉尋常じゃないよ?」


総司「父上が二人いる様なもんだしね。
その血を引いてる勇司と歳輝は強くなる訳だし………」


歳輝「はぁ〜〜〜〜〜〜………。

おやすみなさい」


総司・優衣「おやすみ」


勇司「何で、俺と誠だけ、みんなと訓練が違うの?」


総司「知らない……。聞いてないの?」


勇司「うん………。」


総司「……………………………。

何かデカイことやらかすんだろうね」


勇司「………………。そうかなぁ〜〜。
じゃ、また明日も宜しく!おやすみ」


総司・優衣「おやすみ」





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