忘れ物を届けに
壱章

はじまりの夢





夢を見た。
ふわふわと空を飛んで、きらきら光湖のほとりまで降りてきて、すやすやと眠りにつく。

(おかしいよね、夢なのに寝るなんて)
そんなことを考えながら目を閉じる。

ああ、このままずっと寝ていたい。





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