月下美人ー親友以上恋人未満は、運命じゃない二人ー【完】
小学生みたいな言い草の麗音だが、漣は慣れている。
はん、と鼻で笑った。
「わかってねーな、麗音。涼音ちゃんはお前の友達。お前は俺の友達。
ってことは、涼音ちゃんと俺も友達だ」
「え……マジか⁉ そんな図式成り立つのか⁉」
ドヤ顔で漣理論を突きつけると、麗音は取り乱した。
涼音に確かめようとしているが、混乱から口が廻らずまともに喋れていない。
涼音が漣に囁く。
「篠田……あんた、いつも麗音で遊んでるんじゃない?」
「からかうと面白いっつーイケメンって楽しいよねー」