月下美人ー親友以上恋人未満は、運命じゃない二人ー【完】
漣は何度か瞬いてから提案した。
「涼音ちゃんと苺花ちゃん、これから空いてる?」
「私は麗音と遊ぶつもりだよ。……怒鳴らないんだったら苺花も一緒に」
「!!!」
途端に目がキラキラし出す麗音。
涼音が重ねて、「苺花だけじゃなくて他の人にもこの前みたいなこと言わないでよ?」と念を押すと、尻尾を振る子犬のような反応が返って来た。
「なら俺も行くー」
「何でお前が来んだよ。春野はともかくとして、涼音は俺の友達だ」