月下美人ー親友以上恋人未満は、運命じゃない二人ー【完】


「何だ?」
 


口を開けて固まった麗音に続きを促(うなが)す。



「……し、しししししし」



「……お前さん、大丈夫か?」
 



睨んでいたのに思わず胡乱な声が出てしまうほど、何だか心配になる反応だった。




「し、んゆうみたいに大事ですっ!」

 


しんゆう――親友。



「そうか」



「はいっ」




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