愛してるの一言で。

いい情報





なんだったんだ....あいつ....


つーか渚奈の秘密とか言ってたけど
結局、秘密なんかなかったんじゃねえの?

....ただ単に男の俺に協力してもらうのが
目的だったんじゃ....

女王蜂ならやりうるな....。

すげえ女....。


〜♪♪♪


喫茶店を出たところで
携帯から着信音が鳴り響く。

最近変えた着メロだったからか
自分だと気づくのに少し時間がかかった。

バックから携帯を取り出し
電話に出る。



「出るのおせええええええよ!!!!」



キーーーン!!
耳に爆音が貫通。この声は....


「伸也だろ....?」


「....ゴホン、違います。違いますよ。
僕は名探偵コナミです。」


「有名なアニメとおもちゃ会社をミックスさせんなw」


「じゃあ、俺は、るろうにジャイアンです。」


「やめれっ!wるろうにジャイアンとか
かっこよくねーし!!ミックスさせんな!w」


「るろうにジャイアンは
アイスが食べたいです。買ってきて!」


「ヤダ」


なにを言い出すと思ったら....
めんどくせえ。
俺はパシリじゃないし!


「切るぞ」


「わーっ!まってまって!」


なんなんだよ....


「いい情報やるからさぁ!
きんないでよ!」


「いい情報?」


なんだよ、そりゃ。
ちょっときになる。
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