五つの顔を持つ私



私が呟いたと同時に。

「お前達ででこい!!」

どこに隠れていたのかわらわらと大勢の男達が湧いて出てきた。

全員が拳銃やナイフを持っていた。

バン ヒョイ

こんなの無駄。

私は拳銃の弾を避けれるばかりか、素手で弾を掴むことができる。

さぁ~て、サタンのお手並み拝見といきましょうか。

バン ヒョイ

おぉ~、避けた。

さぁ、反撃の時間だ…。

バンバンバン

グシャ

ヒュッ バン

シュッ

ザクッ

ビチャビチャ

あと、一人。

「残るはあなた一人。さぁ、どうする?」

さっきまでの余裕はどこへやら、腰を抜かし床に這いつくばる男。

「や、やめてくれ…。か、金ならいくらでも払うから!!なっなっ!?い、命だけは…」

この期に及んで今更命乞いか。

本当に人間とは醜い生き物だ…。

金さえあればなんでも解決できると思ってやがる。

金で買えない物もあるだろうに。

って、命を奪ってる私が言えたことじゃないか。

サヨウナラ。

「gameover」

バァン

バタン



< 19 / 120 >

この作品をシェア

pagetop