五つの顔を持つ私
だからその命令口調やめろって。
そう思いながら降りる。
目の前に建つのは、きのうこっそりケンカの様子を見てた倉庫。
そこそこデカイけど、私達には劣る。
「デッケェだろ?」
自慢気に話す幹部の誰か。
「あ、はい…」
「なんだその言い方。全然思ってないみたいじゃねぇかよ」
思ってねぇし。
てか、なんでこんなに突っかかってくるかな?
「早く来いよ」
全くどいつもこいつも命令口調なんだから。
「…はい…」