五つの顔を持つ私
ガラ
「「「お久しぶりッス!!総長!!」」」
「…」
私は全くしゃべらない。目線や仕草で伝える。
まぁ、やむを得ない場合は仕方なくしゃべるけど…。
私の声ほとんどの下っ端聞いたこともないんじゃないかな。
みんなが伝えたいこと汲み取ってくれるから話すことがない。
トントン←下っ端の肩を叩いた音
「あ、総長何ですか」
「…(ジィー)」
「あ、副総長達ですか」
「…(こくり)」
「上にいますよ」
それを聞いて頷くと、エレベーターを使って上の階に昇っていく。
ここは世界No.1の暴走族『聖龍』の本拠地。
この倉庫はもともと2階建てなんだけど、めんどくさがりの私がエレベーターを付けた。
2階には幹部達の溜まり場や、幹部一人一人の部屋がある。
よっぽどのことがない限り、2階に幹部以上の者が立ち入ることは禁じられている。
ある者は尊敬や畏怖の念を込めて2階以上を“聖域”と呼ぶ。
1階には、まず倉庫と思えないほど豪華な扉を開けたら、100畳ほどの無駄にだだっ広い場所があって、その奥には迷路のような造りになってて映画館やゲームセンターなどなど遊べる所やリラックスできる所がいっぱい。
さらにその先を行くと『神殿』と呼ばれるところがあり、お客様をお迎えするときなどはここを使う。
廊下も敵を撒いたり、追い詰めたりするときに便利。
本人が道に迷わないように注意だけど。←(自分のこと)
他にも地下があって、地下1階は稽古場や仮眠室、パソコンルーム、勉強部屋などがあり、地下2階は実験室。
よくわからないけど、薬の開発や、アブない実験を行ってるらしい。
建物は2つあって、本館と別館は渡り通路で繋がっている。
別館は下っ端達1人ずつの部屋が与えられている寮?みたいなとこ。
渡り通路の間の中庭みたいなとこにバイクや車が置かれている。
倉庫の説明はこんぐらいかな?