五つの顔を持つ私



ガラ

「「「お久しぶりッス!!総長!!」」」

「…」

私は全くしゃべらない。目線や仕草で伝える。

まぁ、やむを得ない場合は仕方なくしゃべるけど…。

私の声ほとんどの下っ端聞いたこともないんじゃないかな。

みんなが伝えたいこと汲み取ってくれるから話すことがない。

トントン←下っ端の肩を叩いた音

「あ、総長何ですか」

「…(ジィー)」

「あ、副総長達ですか」

「…(こくり)」

「上にいますよ」

それを聞いて頷くと、エレベーターを使って上の階に昇っていく。

ここは世界No.1の暴走族『聖龍』の本拠地。

この倉庫はもともと2階建てなんだけど、めんどくさがりの私がエレベーターを付けた。

2階には幹部達の溜まり場や、幹部一人一人の部屋がある。

よっぽどのことがない限り、2階に幹部以上の者が立ち入ることは禁じられている。

ある者は尊敬や畏怖の念を込めて2階以上を“聖域”と呼ぶ。

1階には、まず倉庫と思えないほど豪華な扉を開けたら、100畳ほどの無駄にだだっ広い場所があって、その奥には迷路のような造りになってて映画館やゲームセンターなどなど遊べる所やリラックスできる所がいっぱい。

さらにその先を行くと『神殿』と呼ばれるところがあり、お客様をお迎えするときなどはここを使う。

廊下も敵を撒いたり、追い詰めたりするときに便利。

本人が道に迷わないように注意だけど。←(自分のこと)

他にも地下があって、地下1階は稽古場や仮眠室、パソコンルーム、勉強部屋などがあり、地下2階は実験室。

よくわからないけど、薬の開発や、アブない実験を行ってるらしい。

建物は2つあって、本館と別館は渡り通路で繋がっている。

別館は下っ端達1人ずつの部屋が与えられている寮?みたいなとこ。

渡り通路の間の中庭みたいなとこにバイクや車が置かれている。

倉庫の説明はこんぐらいかな?





< 9 / 120 >

この作品をシェア

pagetop