お菓子よりも甘く




「...まさかとは思うけど」

『払っておいた』

「......え」

『ほら、行くよ
瑠々のリュック持ってるし

おいで』


まだいまいち把握しきれてないのか
固まったままの瑠々の手を取り、

さっさと店を出る


「ありがとうございました」


あの女の店員は
またやけにニコニコしたままだった

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