メガネのヒメゴト
久々の夕立で慌てて洗濯物をとりこんで部屋に戻ったとき、生ぬるい風が胸元のペンダントをなでた。


深呼吸をしながら、メガネをしたままの状態で窓の外を眺めていると、急に画面が切り替えられた。


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抱きしめたら、もう今日はおしまいなんだ。この瞬間をずっととっておきたかった。


あなたが負担に思うなら、負担にならないようにする。


これはわたしの義務である。


ずっと続けるにはこうしていかなくてはならない。


一緒にいたいけど、ほんのチョットがまんする。


がまんすれば一緒にいられるのだから。


大好きなのに。

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