メガネのヒメゴト
「好きでいるから、あなたも好きでいて」


「そんなの、自信がないよ」


「わたしだって、自信ないよ」


お互いのため息が部屋の空気中に広がる。


「冗談でもいいから」


「一緒にいられるといいな。これでどう?」


「ありがと」


気持ちのこもらないあなたの言葉だったけれど、わたしの中で小さな自信がついた。
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