メガネのヒメゴト
日曜日の夜はつらかった。


また土曜まで待たないといけないから。


わたしの家からあなたの家までそんなに遠い距離じゃない。


でも、あなたは拒みつづけた。


「メリハリつけたほうがいいから」


「でも、さびしくないの?」


「次の日仕事だから、疲れちゃうでしょ」


「そうだけど」


「ミズキは疲れないからな」


そういってわたしの腰をさすった。


もう、とあなたの腕を払った。

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