メガネのヒメゴト
本当は妄想で夢の中で付き合っていたんじゃないのか。


あなたの友人に紹介されなかった、わたし。


わたしの友人に紹介しなかった、あなた。


本当にあれはまぼろしだったのだろうか。


確かにカラダには染み付いている。


あなたの肌のぬくもり。


あなたのカタチにかたどられたわたしの奥。


8年という楽しくもあり、つらい時期があったけど、大人のオンナ養成学校にでも通っていやらしいことを教わったと思えばいいのかなと笑い話にしてみたり。


素直に笑えないわたしが隣にいる。


ヨコにもうあなたはいない。


わたしの目の前には彼がいる。


ココロの中にあなたという指輪をしたままなんだな。


思い出が強すぎて、抜けなくなっちゃったんだな。

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