1ヶ月後は俺のもの


ホームに続く階段を
足元を見ながら降りて行く。

残り数段

視線に気付いていても
顔は上げない。



(もう少し、頑張れよ)



その子の後ろに並ぶころ
目を合わせてやった。



『おはようございます』



(ふーん。意外。)



会釈ができたら褒めてやろうくらいの気持ちでいたけど、予想以上の出来だ。


優しい目
プレゼントしてやろう。


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