ばいばいの笑顔
私の彼、坂口 優陽。
整った顔立ちをしていて、背も高い。
勉強もできるし、足だって速い。
友達が多くて、人気者。
そんな人。
でも、優くんは変わってると思う。
そんな変わってる優くんのことを“王子様”と呼ぶ友達に、それはさすがに大袈裟じゃないかと否定したことがある。
そしたら、
「何言ってるの!
あんなにかっこよくて何でもできる完璧人間な上に、彼女のことだけを我が姫と溺愛してる男が王子様じゃなくてなんなのよ!!!」
「………」
「考えてもみなさい?
あれで遊んでたら、ただの“モテても仕方ない男”だけど、一途だから王子様なの!
…あぁ…でも、見た目とか中身が坂口くんじゃなかったら、ただの花マニアだよねぇ〜」
“花マニア”。
そう、呼ばせてしまうくらい、あたしのことだけ、とっても特別にしてくれる。
びくびくしてる毎日の時も、どこか甘えてる気持ちがあった。
だからいつまでも緊張を乗り越える勇気がわかなかったんだと思う。
別れてって言われた時に、何も言えなかったのもそのせい。
最後の最後にしか、その言葉は出てこないと思ってた。
だから、受け止めることしかできなかった。
でも、そんな優くんだから、
“一生”
その言葉を信じてもいいような気がした。
整った顔立ちをしていて、背も高い。
勉強もできるし、足だって速い。
友達が多くて、人気者。
そんな人。
でも、優くんは変わってると思う。
そんな変わってる優くんのことを“王子様”と呼ぶ友達に、それはさすがに大袈裟じゃないかと否定したことがある。
そしたら、
「何言ってるの!
あんなにかっこよくて何でもできる完璧人間な上に、彼女のことだけを我が姫と溺愛してる男が王子様じゃなくてなんなのよ!!!」
「………」
「考えてもみなさい?
あれで遊んでたら、ただの“モテても仕方ない男”だけど、一途だから王子様なの!
…あぁ…でも、見た目とか中身が坂口くんじゃなかったら、ただの花マニアだよねぇ〜」
“花マニア”。
そう、呼ばせてしまうくらい、あたしのことだけ、とっても特別にしてくれる。
びくびくしてる毎日の時も、どこか甘えてる気持ちがあった。
だからいつまでも緊張を乗り越える勇気がわかなかったんだと思う。
別れてって言われた時に、何も言えなかったのもそのせい。
最後の最後にしか、その言葉は出てこないと思ってた。
だから、受け止めることしかできなかった。
でも、そんな優くんだから、
“一生”
その言葉を信じてもいいような気がした。