ばいばいの笑顔
あたし、木暮 花。
高校2年生。
昨日、付き合って1年3ヶ月になる彼氏に振られた。
別れてって言われた。
理由は、知らない。
彼は言わなかったし、
あたしも聞かなかった。
聞くのが怖かったし、聞かなくてもわかったんだ。
理由というか、原因。
完全に自分が悪い。
正直、やっぱり言われたって思った。
本当はね、毎日、今日か今日かとびくびくしてたんだ。
あたし、話せないんだ。
彼、
優くんを相手にすると話せなくなるんだ。
他の人だったら誰とでも気にせず会話できるのに、
優くんだけは、ダメ。
…どうしてもダメなんだぁ。
付き合う前や、付き合い初めの頃はもっと普通だったと思うんだけど、
彼に対する好きが大きくなるにつれて、
一緒に感じる緊張まで大きくなってしまった。
高校2年生。
昨日、付き合って1年3ヶ月になる彼氏に振られた。
別れてって言われた。
理由は、知らない。
彼は言わなかったし、
あたしも聞かなかった。
聞くのが怖かったし、聞かなくてもわかったんだ。
理由というか、原因。
完全に自分が悪い。
正直、やっぱり言われたって思った。
本当はね、毎日、今日か今日かとびくびくしてたんだ。
あたし、話せないんだ。
彼、
優くんを相手にすると話せなくなるんだ。
他の人だったら誰とでも気にせず会話できるのに、
優くんだけは、ダメ。
…どうしてもダメなんだぁ。
付き合う前や、付き合い初めの頃はもっと普通だったと思うんだけど、
彼に対する好きが大きくなるにつれて、
一緒に感じる緊張まで大きくなってしまった。