ミク。
「着替えました。」
裾も長くて少しドレスみたい。胸元には小さな華の刺繍があってなんだか大人可愛い雰囲気がする。
『気に行った?』
「はぃ。ありがとうございます」
と、お礼を伝えると彼がすっと身軽に近付いて来て、まるでドラマの中の紳士のように無駄な仕草一つなく綺麗にひざまづいてきて私の手を取るなりこぅ言って来たのだ。
『フィン。俺の嫁になってくれ』
「……………‥」
『お前は俺の大切な奴を捜しに来たっつってたけど、今の俺にとって大切な奴、お前しか居ねぇんだ。親父と縁切る為に俺を買い取ってくれた義父の遺産色々と使っちまって細々暮らす分しか残ってないけど…だからドレスも式も用意出来ないけど…‥お前と二人なら暮らせるし、今はパートだけどネットで大卒の資格取ったらデカイとこで正社員で働いてみせる。不自由させんのは今だけだから、だから頼む!未来に帰んな!俺の嫁になれフィン!』
彼が、本気なのも本当を言っているのも分かった。何よりも私の左手の薬指に光っていた何処かで見た銀色のモノは今目前で必死な表情を向けてくれている彼の左手の薬指にもあって、これは未来で主様が嵌めていた物と同じ指輪だ。
裾も長くて少しドレスみたい。胸元には小さな華の刺繍があってなんだか大人可愛い雰囲気がする。
『気に行った?』
「はぃ。ありがとうございます」
と、お礼を伝えると彼がすっと身軽に近付いて来て、まるでドラマの中の紳士のように無駄な仕草一つなく綺麗にひざまづいてきて私の手を取るなりこぅ言って来たのだ。
『フィン。俺の嫁になってくれ』
「……………‥」
『お前は俺の大切な奴を捜しに来たっつってたけど、今の俺にとって大切な奴、お前しか居ねぇんだ。親父と縁切る為に俺を買い取ってくれた義父の遺産色々と使っちまって細々暮らす分しか残ってないけど…だからドレスも式も用意出来ないけど…‥お前と二人なら暮らせるし、今はパートだけどネットで大卒の資格取ったらデカイとこで正社員で働いてみせる。不自由させんのは今だけだから、だから頼む!未来に帰んな!俺の嫁になれフィン!』
彼が、本気なのも本当を言っているのも分かった。何よりも私の左手の薬指に光っていた何処かで見た銀色のモノは今目前で必死な表情を向けてくれている彼の左手の薬指にもあって、これは未来で主様が嵌めていた物と同じ指輪だ。