【完結】 甘い罠〜幼なじみは意地悪女~
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「准のくせに生意気な手紙書いて!」
「だってさ、もう離したくないから」
そう言いながら美沙に近づくと、顔を真っ赤にして驚いた。
俺の部屋の窓からは夕日が差し込んで来ていて、美沙の顔をさらに赤らめていた。
よっしゃ――!
作戦成功!
美沙は、こういう甘い感じで攻めたら、きっと弱いと思ったんよなぁ・・・我ながらナイスアイデア!
「美沙、好きやで」
ゆっくりと美沙を抱きしめて、耳元で囁いた。
自分に身を委ねる美沙が愛おしくて、
「美沙、愛してる」
と囁いた。
すると、抱きしめられていた美沙は顔を上げ、「私も・・・」と応えてくれた。
うわぁ・・・めっちゃかわいいやん!!
ゆっくりと美沙に顔を近づけ、一瞬だけ唇を重ね、お互いに見つめ合った。
「もう離さへん」
「ありがとう・・・准」
End