傷を負った私を助けたのはヤクザでした。【完】
その翌日、鳩の言う通り××公園へと向かった。
ただ、身を隠せと。それが忠告。
百合は何がするんだろうか。
公園に着くと、もう誰かいるようだった。
服が掠れる音、骨が砕ける音、叫び声。
その中でただ、1人が立っていた。
そいつらをやった本人だろう。
あれは、誰だ?
あれが鳩が言ったことか?
本人は俺には気づかない。
「紅、菊…」
小さな声が聞こえた。
殺られたやつからの声だろう。
紅菊…確か、最近世界に名を挙げてきている奴…。
情報は全くない。
俺は、さっきの奴を追った。
鳩を信じるのは少し気が引けるがさっきの奴は百合について何か知ってるはず。