傷を負った私を助けたのはヤクザでした。【完】
「流星…」
「安心しろよ、これは仕事だからな。」
俺の言葉に重ね、流星の自室へと歩いていった。
玄関へ行くと、おせえぞ!と言う永太は真一と共に既に車で待機していた。
車はすぐに地方へと向かった。
車の中でも永太はパソコンで作業をしている。
流星のさっきの言葉が頭から離れなくなっている。
永太は俺に何を求む?
永太なら、絶対求めなきゃならねえの?とかなんとか言いそうだが…。
考えても聞かない限り答えは出ない。
俺は諦めて目を閉じた。
永太がこちらを見たなんて知るはずもない。