傷を負った私を助けたのはヤクザでした。【完】
やだやだやだ
やめて
男があたしの首に当ててきた包丁は普通の包丁ではない。
見た事ある…お父さんを刺したあの包丁だ。
勿論血がついたまま。
気持ち悪い気持ち悪い
涙目になって頭を左右に何度も振った。
お願いだからやめて
お願い…だから…
体が震え、泣いてるあたしにニヤッと笑って
男「言うことを聞いてくれたら離してあげる」
離してくれるなら…と
ブンブンと頷いた。
男「契約成立」