To important friends
「あわわわわわ、稔ーーこの子笑ったよ!笑った!!!」なんてクスクス笑い始める。
「おい!花織お前うるさい。その子話したそうにしてるだろうがそろそろ聞いてやれー」と、ポンと私の頭に手をのせた。

「わっ、ご、ごめんなさい…。わ、私風香って言います。よくわからないうちに気づいたらここにいて…こ、ここどこですか?」そんな普通に考えると、あり得ない話だと思う…。
いや、下手すれば頭のいかれた人だと思われても仕方が無いとさえ自分でも思う。
そんな言葉にも優しくほほえむ2人がいた。
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