*蝶蘭*


「ひゃっ!」



伸ばされた手がスカートの内側へと入ってくる




何これ…何これ、、!!



もう無理、と目を固くつぶったその時、教室のドアが勢いよく開かれた



「瑠花‼︎」



そう叫ぶ瑠樹の声に安堵してその場にへたりこんだ



「てめぇ、瑠花に何やってんだよ!!!」



ーバキッ



「グハッ」



瑠樹に殴られ勢いよくソイツは吹っ飛んだ



「瑠花大丈夫?」



「…うん。ありがとうもう大丈夫」



瑠樹の優しい手に、声に、震えがだんだん消えていくのを感じた




さっきまで怖くて動けなかったのが、まるで嘘のように今は体が言うことを聞く



「貴様…生徒の分際でよくも私に!!!」




なんだまだ動けたんだ。




なら、動けないようにしてやるよ。



バキッ



「グハッ」


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