俺様と双子達
先生に呼び出された莉里に着いて来てくれたのは美羽と悠陽。



莉里は一人で怒られるから庇ってくれなくてもイイ…。



「どういう事だ!!」

「そう言う事だろ!!見てわかんねぇの!?莉里がイジメられてんのなんて1年の時からだろ!!」

「そんな事を聞いてるんじゃない!!さっきの奴らの話しだ!!」

「そんな事!?そこが1番重要だろーが!!隼人さん達はただ莉里を守りに来ただけ。保護者が学校にくんのとかわんねぇよ。」

「お前はいつも口答えばっかりして!!今は天道莉里と話してるんだから黙ってろ!!」



悠陽は何も悪くないもん…。



ありがとう悠陽…。



「先生、莉里、この学校辞める。もう迷惑かけないから。公立の中学に行く。」

「それは…。」



困るんでしょ?



だって莉里と悠陽は頭イイからいなくなったらこの学校のレベルが下がる。


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