俺様と双子達
こうなったら自力で認めさせてやる。



「ただいま!!」

「お帰り~!!早いね?美羽ん家に言ってたんじゃないの?」

「莉里、日向いる?」

「いるよ?今寧音チャンとお風呂!!」



俺は最年少で有名になってやる。



絶対琉伊君になんて負けねぇ!!



「日向!!あっ…。ごめん…。」

「今イイとこなんだから邪魔すんなよ。」

「あい…。」



風呂なんて覗くもんじゃねぇ…。



親のそれはキモイだけだ…。



それから部屋に行って考えた。



どうすればイイか…。



わからん!!



「悠?入るぞ?」

「どうぞ。」

「相変わらずきたねぇ部屋だな…。あっ、『新任教師はベテラン先生』だって!!こんなの見てんだ…。」

「俺のじゃねぇよ。それより…。俺、今すぐ日向と互角になりたい。」

「は!?仕事の話しか!?」



それしか思いつかねぇよ!!


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