俺様と双子達

でも何か今日はいつになく疲れたな～…。



「じゃあ明日は５時半に迎えに来るからな。」

「は～い…。お疲れ様でした～。」



太郎さんの車を降りてから天道家に入った。



もう皆寝てるかも…。



莉里チャンは隼人さんのとこにいるから少し静かになってしまった天道家。



隼人さんも忙しいんだろうな…。



でも大晦日の歌番組はあたしも最初だけ行くんだよね。



後は時間だから帰る。



蒼君は地方で仕事だから帰ってもいないんだよね～…。



部屋に荷物を置きに行ったら蒼君が寝てた。



今日は早かったんだね…。



あたしもお風呂に入って早く寝よう…。



さっさとシャワーを浴びて髪を乾かしてから蒼君の隣に潜り込んだ。



「ん？おかえり…。」

「ただいま…。」

「何かあったか？」

「何で？」

「元気なくね？疲れてんのか？」

「うん…。だからもう寝る…。起こしてごめんね？」

「別に謝るほどじゃねぇよ。じゃあオヤスミ。」



やっぱり優しい…。