俺様と双子達
でもそんなのは当分先の話しだ。



今日は早く家に帰って消毒しなくては…。



千明菌の消毒。



「あれ!?隼人さん!?」

「蒼斗君…。元気?」

「俺は元気だけど莉里は元気ないです。早くどうにかしてやってくれないと…。」

「わかってるよ…。迷惑かけてごめんね?」



久しぶりに隼人さんに家の前で会った。



ヒナ兄を待ってるみたいだ。



俺はあえて莉里がなんであんな風になってるのかは聞かずに家に入った。



「おかえり蒼く~ん!!」

「ただいま。さて、キスするか。」

「なんで!?って!?」



リビングにいた英梨を引っ張って部屋に入った。



お仕置きも兼ねてやる。



「何回した?」

「1回でOKもらった…。」

「そ。なぁ、俺とのキスと千明とのキス、どっちが気持ちいい?」

「蒼君…。って言うかキスに入らないもん…。」

「俺、ヤキモチ妬いてんだ。だから今日は壊しちゃうよ。」



メシより英梨。



風呂より英梨だな。


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