俺様と双子達
莉里が部屋に来てからは会話しながらずっとキス。



もうたまらなくイイ。



「上に乗って。」

「ん。」



膝の上に座らせてズットキス。



キスだけで腹いっぱい。



「ハァハァハァ…。」

「まだ足りない。」

「本当に休憩…。」

「はいはい。何か食う?適当に作るから。」



ソファに莉里を残して一人でキッチンに立った。



ちょこんと見える金髪頭がカワイイ。



「隼人、あたしも手伝う。」

「そう?ならこの玉ねぎ切って。ってかタバコイイ?」

「隼人って歌うから吸わないんだと思ってた。」

「何かまわりが吸うから辞めるに辞められない状況を作らされてる感じ。」

「そうなんだ。」



換気扇のそばに行ってタバコに火をつけて1口吸った。



感じる視線…。



「何?見とれてんの?それとも吸いたいの?」



なんて少し冗談半分で言ってみた。



莉里の顔が赤くなる…。



やっぱりカワイイ。



「見とれてないもん。吸いたいだけ。」

「じゃぁどうぞ?」



そう言って吸いかけのタバコを差し出した。



微妙にムッとした莉里は俺が差し出したタバコを取って煙を肺に流し入れた。



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