不機嫌な彼のカミナリ注意報
 大きな日よけのテントが張られていて、そこに作業用のテーブルがあり、女性たちが集まっていた。

「あ、緒川さんだ。やっと来た。おはよう」

 私の姿を見て、にっこりと極上スマイルで声をかけてくれたのは清瀬さんだ。
 今日はバーベキューということもあり、服装がアウトドア仕様でTシャツにジーンズだから新鮮に感じる。
 だけど可憐さはあって、綺麗な人は何を着ても似合ってしまう。

「おはようございます。すみません、手伝います」

 腕まくりをして戦闘モードに入る私に笑顔を振りまきながら、清瀬さんがしばらく考えたあと、私にキャベツともやしを手渡してきた。

 キャベツを、包丁で切ればいいのかな…?

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