不機嫌な彼のカミナリ注意報
 あぁ、だからキャベツともやしなのかと、自分の手の中にある野菜を見て妙に納得してしまった。

「わかりました」

「麺と豚肉はそこのクーラーボックスに入ってるから」

「はい。がんばります」

 笑顔で返事をすると、清瀬さんも綺麗な笑みを返してくれる。
 真那は陰険だと言っていたけれど、全然そんなことはない。

 とりあえず教えられたクーラーボックスの中を見ようと振り返ると……なんとそれはいくつも存在した。
 どれに焼きそばの食材が入っているかわからないから、片っ端から開けて見ていくしかない。

 今日の参加人数は十二人。
 食材だけでなく、飲み物を考えれば自然とこれくらいの荷物の量になるのかな。

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