不機嫌な彼のカミナリ注意報
 端から三つ目のクーラーボックスを開けると、ついにお目当てを発見した。だけど、その中身を見て目が点になった。
 何玉あるのかわからないくらいの量の麺が放り込まれていた。
 いくらなんでも、こんなには食べないだろう。
 でも十二人もいるのだから、もしかしたら食べるかもと思って念のために用意したのかもしれない。

 とりあえず私はまたクーラーボックスの蓋を閉め、キャベツを切る作業にとりかかった。
 こんなものは適当な大きさに切ればいいんだし、超簡単な作業だ。
 そうは思うが、普通と比べたら格段に量が多くて終わらない。
 次はクーラーボックスから豚肉を探して同じように切り刻んだ。


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