不機嫌な彼のカミナリ注意報
***
「ちょっと風見くん、どうしたのよ?」
顔面蒼白で資料室に走って行った緒川の足音が消えるころ、俺のデスクに瀬戸が来て心配そうな顔を向ける。
「緒川が俺の頼んだ仕事をすっかり忘れてたんだよ!」
「だからって、声が大きい。怒鳴りすぎ。部長が珍しく、何かあったのか?って私に尋ねてくるぐらいだもの」
どうやら俺の怒声は部長の席まで聞こえたらしい。
瀬戸と部長は席が近いから、何事なのかと瀬戸が質問されたようだ。
俺からは離れた部長の席のほうを見ると、タイミング悪く目が合ってしまった。
「なんでもないです!」と、取り繕った言葉を投げかけたが、すぐさま瀬戸に睨まれる。
なにか文句でもありそうな顔だ。
「ちょっと風見くん、どうしたのよ?」
顔面蒼白で資料室に走って行った緒川の足音が消えるころ、俺のデスクに瀬戸が来て心配そうな顔を向ける。
「緒川が俺の頼んだ仕事をすっかり忘れてたんだよ!」
「だからって、声が大きい。怒鳴りすぎ。部長が珍しく、何かあったのか?って私に尋ねてくるぐらいだもの」
どうやら俺の怒声は部長の席まで聞こえたらしい。
瀬戸と部長は席が近いから、何事なのかと瀬戸が質問されたようだ。
俺からは離れた部長の席のほうを見ると、タイミング悪く目が合ってしまった。
「なんでもないです!」と、取り繕った言葉を投げかけたが、すぐさま瀬戸に睨まれる。
なにか文句でもありそうな顔だ。