鈴姫伝説
あたしたちを染めているような夕日色の光が、身体から溢れ、さらにあたしを包み込む。
千があたしを目を見開いて見てくる。
そんなことを気にする余裕もない。
シュウゥウウ……と何かが吸い込むような音がして……。
身体が熱くなった。
『あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛っっっ!!!!!!』
あたしの中で何かがプツンと音を立て、切れた。
纏っていた光が粒子となる。
燃えるように熱かったのが、嘘みたい。
身体が、軽い。
目を開くと、あたしは変身していた。