鈴姫伝説


「それで聞いたの。お姉ちゃんのこと」



「あ……」


ミューマ、話したんだ……。


「話さなきゃいけなかったんだミュ。ゆきなに、すずかのことを」


ミューマがあたしの考えていたことを察したのか、語り出す。





「ゆきなも、戦わなければならないから……そういう運命、だからだミュ」





< 48 / 511 >

この作品をシェア

pagetop